色が及ぼす身体への影響
私たちは色に対して、
好き、美しい、落ち着くといった情緒的な印象や
暖かい、冷たい、暗いなどの視覚的印象を抱きます。
ある実験で 赤一色の部屋と青一色の部屋に
それぞれ一定時間 滞在。
この2つの部屋は温度、湿度、気流は同一に設定。
すると赤の部屋の方が血圧、脈拍、呼吸数が高くなりました。
驚くのは目隠ししても同じ結果だったという事!
これには波長が関係していて
赤は波長が大きく、青は波長が小さい。
赤は筋肉の興奮効果、青は弛緩効果があると言われています。
つまり、目で見ずとも、色の波長を「皮膚」で感じ取っているのです!
刑務所の壁をピンクにしたところ、
囚人が おとなしくなったという話もあります。
窓の無い部屋で会議を3時間行った実験。
赤い部屋⇒ 6時間くらいに感じた・・・暖色系は時間が長く感じる
青い部屋⇒ 1.5時間くらいに感じた・・・寒色系は時間が短く感じる
5㎏の荷物を運ぶ実験
黒い荷物⇒7~9㎏に感じる・・・黒は重量感、安定感の色
ライトグリーンの荷物⇒3~4㎏に感じる・・・ライトグリーンは軽快さや明るさの色
このように「色」によって効率や感覚、集中力が変わってきます。
気持ちよく生活する為には「色」を取り入れるのも良いと思います。
赤:やる気アップ、勝負事、外交的に強く接したい、身体を温めたい、
新陳代謝UP (ただしテストなど冷静さを必要とする場合は青がオススメ)
黄:楽観的、ポジティブ、注目を集めたい、胃腸の悪い時に。
緑:疲れている、イライラしている時、進む道に迷っている、協調性を高めたい時
青:冷静な判断をしたい、精神的に癒されたい、理知的に見せたい、食欲抑えたい時
黒:強い意志を貫きたい、フォーマル感を出したい、感情をコントロールしたい時
白:清潔感を出したい、新規一転したい、正直でありたい
夜、眠りにくかったら青のカバーにしてみると
深い睡眠がとりやすくなります。
寝ている時に足がつったりする人は
ベージュやパステルカラーがオススメ。
ダイエットには青色
べビちゃん待ちのご家庭にはピンク色
やる気がない時には赤色
色には力があります!
上手に取り入れて快適な生活にしていきましょう!