ここ数年、相談のカタチが変化してきました。
「生理不順だから妊娠しずらいかも?」または「高齢だから」
という理由から、早めに不妊治療専門病院に行く方が増えました。
西洋薬を否定するつもりはありませんが、クロミッドやプラノバールを
はじめとするホルモン剤は効果があっても身体へのダメージも多く
また、人工授精7回、体外受精4回。
もう薬を服用しないと自分では生理をおこせない・・
そんな身体になってから、最後の頼みの綱として当漢方薬局に
いらっしゃる方が多くなりました。
もちろん、私達は全力でお手伝いします!!
でもね、生命を司る妊娠、生殖は体質改善の一番最後なんです。
妊娠する身体をつくる、体質改善において、生殖機能の
改善は身体の色々な不調が良くなって、一番最後と
言われています。
先日のご相談のかた、初めて漢方で花粉症対策。
実は男性不妊でした。
「花粉症の漢方は男性不妊に関係ありますか?」
と質問されました。
漢方服用して4ヶ月。
花粉症の症状が楽になるほど、精子の質が
良くなったとの事。
もちろんです。
今、服用している漢方薬は不妊症にも効果的。
なぜなら、
『漢方の陰陽五行説』
は臓器の関係を唱えています。
“肺系”は“腎系”の親になります。
「花粉症」は“肺系”のトラブルで
「不妊」は“腎系”のトラブルです。
「虚する時(弱った時)はその親を補せばよい」という方法で
「親である肺系」を漢方で元気にすれば
「子である腎系」も元気になるのです。
“親”が弱っていたら“子”は元気にならないですものね。
「肺系を元気にして花粉症の症状を治す漢方」は
「不妊のケア」にもなる訳です。
漢方でも症状に合ったものは効果が早いですよ!
お気軽にお問合せ下さいね。
いつでも、お二人のご来局をお待ちしております(*^▽^*)